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スノーボードハーフパイプの審査員は誰?平野歩夢2回目低スコア5つの理由

スノーボードハーフパイプ審査員

北京五輪・スノーボード男子ハーフパイプ決勝で、平野歩夢選手の2回目の採点が世界中で物議を醸しています。

審査員を務めたのは、スウェーデン、フランス、カナダ、アメリカ、日本、スイスの6カ国。

2回目の採点で、最も低い評価をつけたのは「アメリカ」の審査員、低評価に繋がったのは「カナダとスイス」の審査員の採点であることが分かりました!

この記事では

  • スノーボード男子ハーフパイプ決勝の審査員は誰だったのか
  • アメリカ、カナダ、スイスの審査員が、平野歩夢選手の2回目の採点を低くした理由
  • スノーボードハーフパイプの採点方法

について、まとめました!

スノーボードハーフパイプ決勝の審査員は誰?

スノーボードハーフパイプ

2022年2月11日に行われた、北京五輪・スノーボード男子ハーフパイプ決勝。

審査員を務めたのは、スウェーデン、フランス、カナダ、アメリカ、日本、スイスの6カ国。

この時の審査員と、それぞれがつけた点数はこちら。

  • スウェーデン:Fredrik Westman(フレドリック・ウエストマン)▶ 96
  • フランス:Julien Haricot(ジュリアン・ハリコット)▶ 92
  • カナダ:Carter Smith(カーター・スミス)▶ 90
  • アメリカ:Jonas Brewer(ヨナス・ブリューワー)▶ 89
  • 日本:橋本涼(はしもと・りょう)▶ 95
  • スイス:Markus Betschart(マーカス・べチャート)▶ 90
スノーボード男子ハーフパイプ決勝_平野歩夢_2回目の採点

"人類史上最強ルーティン"をこなしたにも関わらず、アメリカの審査員が出した得点は89点

カナダとスイスの審査員も90点という低い点数を出しました。

スノーボードハーフパイプの採点は

1番高い点数と1番低い点数を除いた点数の平均点

がスコアに反映されるので、

アメリカの点数は、平野歩夢選手の2回目のスコアに直接関係ないですが、そもそも何故こんなに低い点数をつけたのか気になります。

彼らはどういう審査員なのか。経歴を見ていきましょう。

スノーボードハーフパイプ決勝の審査員|アメリカ:ヨナス・ブリューワー

北京五輪・スノーボード男子ハーフパイプ決勝。

平野歩夢選手の2回目の点数を最も低くつけたのは、アメリカ合衆国・コロラド州・デンバー出身の Jonas Brewer(ヨナス・ブリューワー)審査員。

2022年時点で、22年の審査員歴があるベテランだそうです。

ただ、SNSやYoutubeにスノーボードの写真や動画を上げているものの、競技の経歴は出てこないので、競技者ではなかったか、選手としては活躍していなかったと思われます。

Twitterには「Jonas Brewerの審査がひどかったのは今回だけではない」という投稿もありました。

アメリカの審査員はヨナス・ブリューワーで、疑惑の判定をしたのは今回が初めてではない。彼は長く審査員を務めているが、彼はクビになるべきだと私は思う。非常に恥ずかしい。

アメリカの審査員は人種差別者?

平野歩夢

アメリカの審査員・ヨナス・ブリューワさんの点数があまりにも低かったことから、「人種差別」を疑う人もいました。

すぐに人種差別を疑うのは良くないですが、そう思わせるほどひどい点数でしたよね;

審査員のヨナス・ブリューワーさんに、人種差別の傾向があるか調べてみましたが、そういった記事は出てこず、彼のSNSやYoutubeの投稿にも差別的な内容は見られませんでした

出身の、コロラド州デンバーの状況も調べてみましたが、アメリカの中でも日系人が多い地域で、コロラド州は「日本人にとって居心地の良い場所」と紹介されていました。

ヨナス・ブリューワーさんの審査員としての質に疑問はありそうですが、人種差別が原因の可能性は低そうです。

スノーボードハーフパイプ決勝の審査員|カナダ・スイス

スノーボードハーフパイプ

アメリカの点数は確かにひどかったですが、一番低い点数だったため、得点には反映されていません。

平野歩夢選手の2回目の得点に直接影響を及ぼしたのは、カナダとスイスの審査員の点数

カナダの審査員を務めたカーター・スミスさんについては、写真や情報が特定できず、スイスの審査員・マーカス・べチャートさんは後ろ姿の写真のみ入手しました。

マーカス・べチャート

※同姓同名かと思いましたが、同じページにスウェーデンの審査員・フレドリック・ウエストマンさんも載っていたので、審査員を務めた方で間違いないはずです。

サーフィンが趣味なのでしょうか。

この2人に関しては審査員歴や競技経験など、詳細が掴めなかったので、情報を入手でき次第更新します。

ただ、名前検索で経歴が出てこないので、やはりプロ選手としての実績はないと思われます。

スノーボードハーフパイプ決勝の審査員が平野歩夢2回目の点数を低くした理由

スノーボード男子ハーフパイプ決勝_平野歩夢_2回目の採点

アメリカ、カナダ、スイスの審査員が、平野歩夢選手の2回目の得点を低くした理由はなんだったのでしょう。

調べてみると、以下5つの可能性が出てきました。

  • 人種差別
  • ショーンホワイト選手に金メダルの可能性を与えたかった
  • スウィッチバックサイドがなかった
  • 完成度の面で、スコッティ選手の方が上回っていた
  • 他の選手の3回目のランのために高得点を与えられなかった

理由1:人種差別

まず考えられたのが「人種差別」ですが、こちらは前述した通り、可能性は低いと思われます。

アメリカの審判だけの問題であれば可能性は捨てきれないですが、カナダとスイスの審査員の点数も低いので、6人の審査員中3人が人種差別していたら、いろいろヤバいです

理由2:ショーンホワイト選手に金メダルの可能性を与えたかった

ショーン・ホワイト

北京五輪で引退を決めていたショーン・ホワイト選手。

2回目が終わった時点では金メダルの可能性が残っていたため、審査員も「なんとかショーン・ホワイトに金メダルを」と思ったのではないか、と推測する人もいました。

スノーボードハーフパイプ2回目の得点

スコット・ジェームズ:92.50

平野歩夢:91.75

ヤン・シェレル:87.25

ショーン・ホワイト:85.00

平野歩夢選手の2回目のランは「最低でも95点」だったという評価が多く、アメリカの実況担当者は「98点だろう」と予想していました。

「3回目でショーン・ホワイト選手が転倒し、メダルの可能性がゼロになったため、審査員も迷いなく高得点をつけられた」という見方もありましたが、この推測も間違っていると考えられます。

なぜなら、ショーン・ホワイト選手は前回の平昌五輪で2位から大逆転をし、過去の大会でも100点満点を2回叩き出しているから。

また、アメリカの審査員だけが低評価をつけたのならまだ分かりますが、カナダとスイスの審査員も点数が低かったため「ショーン・ホワイト選手のために点数を低くした」可能性は低いと言えるでしょう。

理由3:スウィッチバックサイドがなかった

スノーボードハーフパイプ

スウィッチバックサイドがなかった

これは、スノーボード男子ハーフパイプ決勝の解説を務めた渡辺伸一(わたなべ・しんいち)さんの推測です。

渡辺伸一

1998年・長野五輪:スノーボード男子ハーフパイプ代表

「着地がビタビタ」というコメントが特徴

渡辺伸一さんも、平野歩夢選手の2回目の得点があまりに低いことに驚きつつ、わずかな可能性として「(2回目の時点で1位だった、スコッティ・ジェームズ選手が取り入れた)スウィッチバックサイドがなかった」ことを挙げました。

スノーボードの回転には、通常のスタンスからのフロントサイド(お腹側から回転)、バックサイド(背中側から回転)に加え、逆スタンス(スウィッチスタンス)からのフロントサイド、バックサイドという4方向のバリエーションがある。ジェームズが4方向から技を出していたのに対し、平野歩にはスウィッチバックサイドからの技がなかったというわけだ。

引用:Yahoo!ニュース

しかし、こちらも、技の難易度からしたら平野歩夢選手の方が高く、スコッティ・ジェームズ選手の点数を超えない理由にはならないという見方の方が強く、点数が抑えられた理由となる可能性は低そうです。

渡辺伸一さんも、可能性を考えてみたものの、腑に落ちていない様子でした

理由4:完成度の面で、スコッティ選手の方が上回っていた

スコッティ・ジェームズ

2回目の時点で1位に立っていたオーストラリアのスコッティ・ジェームズ選手。

トリノ五輪でスノーボードハーフパイプ日本代表だった成田童夢(なりた・どうむ)さんによると

「VTRを確認したら、高さ、着地のズレ、着地位置がスコッティ選手の方が上回っていた」

「(平野歩夢選手の)2回目の演技では着地で雪煙が上がっているんですね。5発中3発か4発、雪煙が上がっている。これだと周り切れていないとカウントされてしまう」

とのこと。

見た目では完璧でも、細かく見ると完成度が少し劣っていたようなのです。

それにしても・・・と言いたくなりますが、これは平野歩夢選手の2回目の点数が抑えられた1つの可能性として考えられそうです。

理由5:他の選手の3回目のランのために高得点を与えられなかった

スノーボードハーフパイプ

平野歩夢選手の2回目の得点が低かった理由で、1番可能性が高いのがこちら。

多くの競技が加点方式であるのに対し、スノーボードハーフパイプは100点満点からの減点方式

つまり、平野歩夢選手の2回目を99点や100点にしてしまうと、3回目の選手の点数がつけにくくなってしまうのです。

これまでの大会でも、平野歩夢選手や他の選手が良いランをしたあとに、最終滑走でショーン・ホワイト選手が満点を叩き出したことがあります。

これは、最終滑走者なので、あとの選手のことを考えずに採点ができるため、審査員が迷わず高得点をつけられるのが理由だとか。

平野歩夢選手はこれまで、このシステムによって悔しい思いをしてきたので、予選を1位通過して最終滑走者になることにこだわったそうです

それを裏付けるかのように、平野歩夢選手の3回目のランでは、全ての審査員が高得点を出しています。

スノーボード男子ハーフパイプ決勝_平野歩夢_3回目の採点

平野歩夢・3回目の得点

スウェーデン:98

フランス:95

カナダ:96

アメリカ:96

日本:97

スイス:95

カナダ:90→96(6点UP)

アメリカ:89→96(7点UP)

スイス:90→95(5点UP)

もしかしたら、この3カ国は、平野歩夢選手の2回目で「他の国が高得点を出す」と推測して、他の選手の3回目のランのためにあまり点数が高くなりすぎないように、わざと点数を抑えたのではないか、なんて思いました。

そしたら、他の国まで点数を抑えてきたので「しまった」と思った、という可能性もありそうです^^;

いずれにせよ、平野歩夢選手が3回目で完璧すぎるランをしてくれたため、審査員も救われた部分がありそうです。

スノーボードハーフパイプの採点方法は減点式

平野歩夢

最後に、スノーボードハーフパイプの採点方法をまとめます。

先程ちらっとお伝えしましたが、2022年2月現在のスノーボードハーフパイプの採点は「減点方式」です。

  • 演技全体の印象
  • ジャンプの高さ
  • 技の難易度
  • 技の完成度
  • 技の多様性

これら5つを総合的に判断して採点されます。

審査員は6人、100点満点からの減点方式で、1番高い点数と1番低い点数を除いた4人の点数の平均点が得点になります。

ただ、この基準は「大会ごとに異なる」「審査員の主観による」など曖昧なところが多いそう。

平野歩夢選手も試合後の記者会見で、審判の評価がちゃんとしていないことに触れ、「選手が最大のリスクを抱えてやっているものに対して、しっかり評価してジャッジすべきだと思う」と、採点基準の明確化を求めていました。

まとめ

  • 北京五輪・スノーボード男子ハーフパイプ決勝の審査員
  • 平野歩夢選手の2回目の点数が低かった理由
  • スノーボードハーフパイプの採点方法

まとめでした!

今回は、最終的に平野歩夢選手が素晴らしいランを見せたことで金メダルを獲得しましたが、「最終滑走者が有利」「審査員の主観で採点」というのは公平ではない感じがしますよね。

この疑惑をきっかけに、スノーボードハーフパイプが誰もが気持ちよく楽しめる競技になることに期待したいです。

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